経営者 N様

協力してくださった方々の声

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  ■治療院経営代表 N様

  ■経営者 N様

経営者 N様

私はかつて《弱者》と呼ばれる立場の人間でした。

だからこそ、農業と福祉の連携の話を知人から聞いた時に「これは絶対に応援したい!」と心から感じました。

 

今でこそ、『美容室フランチャイズの経営者』という立場でたくさんの皆様に関わらせて頂いていますが、この美容師という仕事は自分で選んだわけではありません。

 

なぜなら、私の両親は二人とも知的にハンディを持つ障害者だったからです。

 

私は15歳まで両親とともに暮らしましたが、両親がハンディを抱えていましたので、常に誰かに道を開いてもらわなければ何もできませんでした。

その上、生まれた場所も山に囲まれた田舎の村。

現代のように、ほしいと思った情報をすぐに得ることはできませんでした。

中学校を卒業する時に、村の有力者の方が私に仕事ができる環境を考えてくださって縫製工場を紹介されました。

私はそこで働くつもりでしたし、両親を支えて自分が生きていくためには働くしかないと思っていました。

自分の人生は常に周りが作ってきたから、それが当たり前だと考えていたのです。

しかし、ちょうどその頃流行になり始めていた男性美容師の話を聞き、叔母が私に美容師の道を進めました。

 

私は今まで“美容師”という職業の存在すら知りませんでした。

それでも、私を想った叔母がせっかく開いてくれた道でしたので、そのまま専門学校に入り、美容師として道を歩んだのです。

 

その後、私の人生は、スタッフにも友人にも助けられ、良い大人や人生の師匠に出会い、助けられて今があります。

 

一方で、障害者として生まれ、亡くなっていった両親は、常に「不自由さ」と「生きにくさ」に苛まれていたように思い出されます。

両親の気持ちは、うまく他の人には伝わらないかもしれません。

けれど、私は両親のそばに常に一緒にいたので、悔しさや悲しさは、健常者と呼ばれる人々よりもうんと多く経験していると子ども心に感じていました。

 

だから、農業と福祉の連携をし、バナナ農園を作る経緯を舟橋氏から聴いた際、確信したことがあります。

それは、《障害者が将来生きていけるように守るルールがない》ことです。

 

強い人は自分の人生を選択することができます。

 

強いとは力のことではありません。

自分で情報を得て、選択し、自分の人生を切り開いていける人です。

障害者が社会的弱者と呼ばれる理由は、おそらく私の両親と同じように人生にどんな選択肢があるのかも知らされていないし、自らの意思を伝えることも難しいからです。

また、授産施設などで働いたり、生活を助けてくれたりする援助があったとしても、完全に自立することは叶わない現状が続いています。

 

しかし、その声なき声は、伝えてくれる「誰か」に委ねなければなりません。

現代は、社会的弱者は障害者だけではありません。

精神を病んでしまう人が若い世代、そして大病を患って社会復帰に悩む人も増えてきています。その人たちが生きていくための具体的な方法は見つかっていません。

 

だからこそ、舟橋氏が作ろうとしているバナナ農園ができたら、障害を持つ人々だけでなく、大病を患ったり、心病んでしまったりして社会復帰に困っている方々、みんなにとって温かい居場所になるのではないかと期待しています。

 

バナナ農園でできたオーガニックのバナナで心も体も健康になるし、収益性が高ければオーバーワークをしなくても生活していけるからです。

人間は誰もが《弱者》と呼ばれる立場にいつなったとしてもおかしくありません。

しかし、どんな状況になったとしても、選択肢があることを知っていれば、自分で人生を決めていけるし、それを他の人に提示してあげることもできます。

 

農業と福祉の連携は、人間にとって欠かすことのできない居場所と生きていくために必要な農業が繋がる画期的なことだと思っています。

しかも、それをやろうと先頭に立っている舟橋氏は、いつも謙虚で人間味のある温かい人です。

 

彼は自分のご息女が私の両親と同じように知的にハンディを抱えています。

 

純粋な気持ちで一生懸命自分の想いを語る姿を見て、この人だったらみんなのことを考えて、うまくやってくれるだろうと感じました。

 

私は、彼のやろうとすることはもちろんですが、彼自身を応援したいと思ったからこそ、私は人生の師匠を彼に紹介しました。

 

彼は潜在能力の高い人ですから、きっとやり遂げてくれると信じています。

今日本で危機に直面している食料自給率が皮まで食べられるバナナをきっかけに、農業が再び広がって数字が自然と上がることを私は一番に願っています。

 

そして、弱者と呼ばれてきた人々が自立に向けて人生を歩んでいくための居場所づくりに少しでも貢献できた時は、きっと天国の両親も喜んでくれると思います。

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