会社経営 W様
私と株式会社大和国の舟橋氏とのご縁の始まりは、知人の紹介でした。
私が「舟橋氏の事業に対して出資をしていた」と話をすると、まるで長年の友人のように感じる人もいるかもしれません。
ですが、出会ったのは、ごく最近のことです。
だからこそ、私が追加で舟橋氏の事業に出資しようとしたとき、家族特に息子からは反対されました。息子の立場を考えれば、父親がよく分からないものに投資をしようとしているように感じたのでしょう。
きっと私が同じ立場でも同じように反対するかも知れません。
私は心配する息子の立場も考えました。
しかし、彼が心配にならないように、私と知人で共同経営している会社から出資を行いました。
私が家族に反対されたにも関わらず、舟橋氏に出資をしたことには理由は彼の誠実な人柄と私自身の願いがあったからです。
舟橋氏は、決して何千何億もの巨額のお金を動かすような商売人には見えませんが、
「自分の娘をはじめ、ハンディを持つ子どもたちとその家族が安心して暮らせるように、障害者の自立できる道を農業で作りたい」
と話す姿は、私と同じように大切な子どもたち将来を案じる一人の父親として痛いほど伝わってきました。
そして、儲からないと言われていた農業が、皮まで食べられるバナナをきっかけに変化していくかもしれないと想像できることに大きな夢を感じました。
私自身も、毎日口にするものだからこそ、食べるものは安全であるべきだと考えています。
なぜなら、食べ物は人々の未来をつくるものだからです。
現代は平均寿命が年々高くなっていっているようですが、寝たきりや介護が必要な期間も長くなっています。
私は、今よりも年齢を重ねてからも、できる限り誰かのお世話になることは避けたいと願っています。
そのためには、健康であることが重要です。
自分の体をつくる食べ物はなるべく安全なものを選択するように心がけていますが、現代は食品添加物が当たり前のように近くにあり、避けて通ることはできません。
一方で、私自身が農業を始めることは年齢的にも難しく、何かしたいけれどもできないもどかしさを感じていました。
その時に出会ったのが舟橋氏でした。
彼は、ただ農業を始めるだけではありません。
完全なオーガニックで、しかも栄養価も収益性も高いバナナを生産する農園を作り、様々な障害を持つ人々とその家族が安心して生活を営むことができるようにするための居場所づくりをしようとしていたのです。
舟橋氏が話す言葉には親しみやすさがありました。
それと同時に、実直な誠実さと話の内容は私が考えていたこと以上のことを実践しようとしていることに深い感銘を受けました。
「私自身が実際に農業をすることは難しい。しかし、彼の夢を私が協力することが日本の農業や食の安全に貢献し、私の大切な子どもたちが住む日本がこれからも生き残っていけることになる」
そう確信したのです。
私は、この日本という国が大好きです。
舟橋氏が描いた未来図が形となることが社会貢献に繋がり、この国で今生きる人が健康で安心して年を重ねられるようになるでしょう。
私は、そんな未来がすぐ近くまで来ていることを信じています。



